Smart choices
選び方、決断の下し方。
第1章 PrOACT
何かを決める時、
Problem
何を決めたいのか?何が問題か?
Objectives
何をしたいのか?
Alternatives
他の選択肢を想像する
Consequences
それぞれの選択肢の結果を考える
Tradeoffs
犠牲について検討する
+uncertainty
不明確なことについて検討する
Risk tolerance
自分に合ったリスクを考える
それによって選択肢が変わるかもしれない
Linked decisions
今日の選択肢は将来に影響するということ
を考える。
これで、今後決断する時にスムーズに決めることができる。
*それでも、難しい決断は難しい決断のままです。これはあくまでも手法のお話。
決断とは、新しいチャンス。
何かきっかけがあって「xxしなきゃいけない」と考えることもあるが
「では何ができるか」「〇〇するにはどうすればいいか」という考え方をすれば、
決断する前以上の結果が出せる。
Problem
問題を定義する
きっかけについて考える
問題ときっかけの関係
他にどんな問題があるか
その後、第三者に見てもらう
本当の問題について考えるのは時間がかかるが、
時間をかけないで本質がわかることはほぼない。
例えば、家族が増えるのでスペースが欲しいと、改築を検討している家族。
1階だと庭がなくなるが2階だとお金がかかる。
そんな検討をしていた家族、ある日引越しの話を近所の人としていた時に気づきました。
家族のために十分な広さを得るのが目的で、改築は選択肢の一つにすぎなかった。
引越しを選択肢として選択する場合、
どこにするか
仕事はどうするか
など別の質問にも答える必要がある。
このように、最初に思いついたこと一つに飛びつくと、その後の選択肢を狭め、そもそもの理由や問題について考えなくなる。
Objective
1 気になること、したいことをすべて書き出す
Wish listを作る
その決断から最も得たいものは何か?何があなたを幸せにするか?
最も避けたいことは何か?
他人への影響はなにか?その人に何をしてほしいか
似たような境遇だった人に聞く
同じような結果が得られる選択肢は何か
良くない選択肢は何か、なぜ良くないのか
誰かに説明するとして、どのようにそれが正しい決断だと伝えるか
2 1の懸念事項やしたいことを文章化する
3 なぜ?と5回問いかける。
例えば老後のために貯金をする、というのは通過点に過ぎない。なぜ貯めるのか?の先にあるものが本当の目的である。
4リストを作る。
例 家探し
欲しい要素を挙げ、細かくしていく
すべての項目において、なぜ?を問いかける。
記号でも構わない。
曖昧な言葉は細かく定義する。
安全であったら何なのか。など。
目的はすべて文章が好ましい。
Alternatives
選択肢
考えていなかった選択肢は選べないー限られた選択肢の箱から出る。
★選択肢が1つ見つかったとしたら、もう少し探して、それよりも良い選択肢を1つでも見つける。
・他人が提案する選択肢の中から選ばない。自ら探すべきである。
・時間を掛けて決めているうちに、最も良い選択肢がなくなってしまうこともある。
早く行動に移し、自分が主導権を握る。
Keys to generating better alternatives:
「どうやって」の問いかけをしつこくする
「どのように、この目的/目標を達成することができるか」
制限に挑戦する
制限のように思われる物は、本当の制限または妄想上の制限かもしれない。
例えば欲しい車の長さがガレージよりも大きい場合。
諦めることもできるが、ガレージのスペックを変えたり、どこか別のところに停めるなど
他の道を探して解決することもできる。
通常、制限とは妄想上の制限であることが多い。
目標を高く設定する
目標が高いと、人はそのために方法を探すもの
先に自分で考える
人に聞く前に自分で考える
が、考えてかたまったら人に聞くべき
感情なしで問題を見るともっとはっきりと見えるもの
似たような体験・経験から学ぶ
無意識のうちに考えるようにする
シャワーのときや寝る前など、ふと何かを思いつく時は無意識に集中しているということ。
なるべく早くとりかかる。思いついたらメモをする。
選択肢はとにかく挙げて、評価はしないでおく
いつ考えるのをやめるのか?
選択肢はきりがなく思われるもの 。目安は、
これまでの手法を使って考えたか?
今ある選択肢が最終決断で納得できるか?
に対し、yesであれば終わり。
ただし、選択肢が挙がりきったと思った後も、選択肢を評価しながら探し続ける。もしかしたら評価の上、条件に合わないかもしれない。