不合理だからうまくいく パート8 市場が役立たないとき
パート8 市場が成り立たないとき
資本主義の世界にいると、何でも需要と供給があって、
企業は商品を上手く紹介し、お客はそれに価値を見いだし購入する。
よく成り立ってるなと思います。
これが必ずしも適応されないのが恋愛市場です。
恋愛市場において、人は「試してみないとわからない商品」です。
服なら、お店に試着室が必ずといっていいほどあり、
もはや買って着てみたら気に入らなかったからと返品することもできます。
試さないとわからないのです。
人はどうでしょう。
例えば今大きくなっている出会い系。
行く場所が限られている人にとっては画期的なツールですね。
日本では良くないイメージがありますが、アメリカ、オーストラリアなどの国では、
オンラインデーティングは出会いのきっかけの多くを占めます。
「身長」「年収」「画像」「宗教」などで人を選べ、気になればすぐにメッセージを送れる気軽さ。
私も使ったことがあるのでわかるのですが、
好きな条件を選んでも、やっぱり合うかどうかはわからないのです。
ここまで需要と供給を満足にマッチできない市場は恋愛市場しかないでしょう。
「経験する」ですが、
同じことを一緒にする時に最も相手のことがわかるそうです。
もしオンラインデーティングを使うなら、Danは
・趣味の話をする
・一緒にリアルタイムのゲームをする
など、バーチャルデートを一度することを勧めています。
「料理やバーベキューをする合コン」とはこれですね!!!!!