The Willpower Instinct CHAPTER 9 1/2: スタンフォードの自分を変える教室 第9章前半
「シロクマが忘れられない」
以前どこかの大学で行われた実験。
「シロクマのことは一切考えないでください!」という内容でした。
どうなったかというと、結局シロクマのことで頭がいっぱいだったそうです。
人は忘れようとするほど忘れられない生き物です。
仕方ないそうです。
同様に、怒り、悲しみ、嫉妬。。など
忘れようとすればするほど、忘れられずに頭に残ってしまい
結果として自虐的な行為(暴飲暴食等)に走ってしまったり、
「何回も考えてしまうなんて大切に違いない」などと勘違いしたり
大げさに考えてしまうこともあるようです。
忘れるためには?
忘れたい感情が自分を支配しようとする時。
受け入れてみましょう。
その時の感情や身体的な変化についてよく観察してみましょう。
そうした後に、呼吸に集中してみましょう。
雲があなたの体を通り抜け、消えて行く様子を想像しましょう。
次にいらいらしてしまった時に試してみたいと思います。
リバウンド。
実はこれも同じからくりだそうです。
やせよう、これは食べない、と制限すればするほど
無意識のうちに食べることを考えてしまい
結果として、ダイエットしていないときよりも多く食べてしまう傾向があるそうです。
いやー。
しろくまが食べたくなってきました!