Webサイトの分析・改善の教科書 第3章 セクション1
第3章 セクション1 分析結果を改善にいかす
データから得られた気づきを、ビジネスの改善に役立てる!
1. サイトの悪いところを改善する
課題となっている箇所を特定することで、その部分にフォーカスした施策を考えることができる
2. サイトの良いところを伸ばす
ビジネスにとって良い影響を与える状態を発見し、そのアクセス数を増やす、
また同じような状態を他の場所でつくる
ということが有効
3. トレンドを活用する
分析を進めることで、時系列における特定の傾向を発見したら、それを加味して施策を考える
Ex 時間帯x時ーx時が多い
曜日は週末が多い 等
4. 目標に対しての進捗を確認して、原因を探る
事前に設定した目標やKPIに大して進捗を確認し、達成している場合、達成していない場合、それぞれ何が要因になっているかを分析
分析と施策は設定した目標を達成するために行うものであり、セットで考える必要があります
●上記のように発見して気づきを活用するために重要な、PDCAサイクル
・PlanーWebサイトを改善するために施策を考えます(売上あるいはサイトの目的達成数)
目的を明確にし、目的からずれた意味がない施策を行うことを防ぐ。
・Doー考えた施策を行う
・Checkー施策によって望むような結果が得られたのか確認
・Actionー得られた結果を次のステップに活用する
このサイクルによって、
・今後の施策実行スピードと精度を上げることができる
・関わった人の貢献が可視化され評価に繋がる
・プロセスを理解し進めて行くことによって、ミスや抜け漏れをなくし
品質を保証した改善を行うことができる
PDCAサイクルはどこから始めてもよし!