夢に向かって

読んでいる本のこと、日々のこと、主に備忘録としてまとめることにしました。結果として、文章のみの投稿でどのくらいの人の目に触れることができるのか、ということが検証ができないか、と思いました。つたない文章ですが、これを参考にしてくださる方が現れたら素敵です。

Webサイトの分析・改善の教科書 第3章 セクション2

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セクション2  PDCAサイクルの見直し

 

サイクルは定期的に見直す必要があります▶︎PDCAサイクルPDCAサイクル

 

●気をつけるポイント

Plan-  気づきが見つからない

・ セグメントとトレンドを活用してデータを見ることが大切

・必ず仮説を持ってデータを確認

なぜそのデータを見る必要があるのか、そしてその結果がAだとどうでBだとどう

ということをデータを見る前に考える

   施策が思いつかない

・同業他社のサイトを徹底的に確認する

   施策の優先順位が決められない

・目標に対しての適応度、期待値、工数

適応度▶︎ビジネスゴールに繋がるのか?

離脱率が減るのは良いが、カートなどで滞在時間が長いのは問題

期待値▶︎ボリュームが大きい、利用者の行動により大きな影響を及ぼすこと優先

Ex アクセス数月10件のページと100件のページであれば、100件の方

ボタンの色と、入力フォームの見やすさであれば入力フォーム

工数▶︎時間がかかるほど、実施できることは減る。限られた時間を何にあてるのか

 

Do-   どこまで改善するのか

最低限ここまで改善しないとペイしない、またはこれくらい改善するはずだという試算まで

 

    予想どおりに行われるか

スケジュールどおりに行かない場合もあるが、目的を達成できるなら続ける

Ex Aを改善しようとしていたのに、改善できないような施策になってしまいそうな場合はやめる

 

Check-  どのように原因を特定するか

・セグメント分析− 施策実施前とあと

・定性面の情報にも気をつける− ブログのコメント等

・実施した内容の記録を残す(毎回同じフォーマットでOK) 

筆者は、行った施策に対して30分−1時間分析して理由が発見できない場合はそれ以上深入りしないようにしている

最終的にデータだけではわからない時もある

 

Action-    周囲の人を巻き込む

・まずは報告し、解析のことを理解してもらったり、貢献を可視化する

・結果と原因特定に関してずれがないかを確認すると同時に、次の施策を一緒に考えてくれる可能性あり

・さらなる分析やコミュニケーションを通じて、その人を味方につけてしまう

 

 

こんな社内事情までアドバイスしてくれるとは。。

私みたいに細々とやっている人には大変役立ちます。買って良かったです。